家を建てた後のランニングコストはどのくらいかかる?
賃貸物件では家賃や入居時の敷金・礼金などに加えて、地方によっては二年ごとの契約更新料の徴収を請求されるなど、なにかと現金を支払うコストに直面しているものです。しかし一戸建て住宅などの我が家を体に入れても別の形でランニングコストが必要になってきます。持ち家のコストで代表的なコストには、設備の交換や外壁塗装などのメンテナンス費用、光熱費などのランニングコスト、固定資産税や都市計画税などの税金などがあります。いずれも固定費に分類される側面が強く、大幅に削減するのは難しいのが特徴です。そこで持ち家を保有することに伴うランニングコストやメンテナンス費用の主要な費目の特徴を御紹介しましょう。
火災保険料とは、火災や自然災害などに遭遇したときに、実損害を基準にして所定の限度額の範囲内で保険金が支払われるという損害保険に対する保険料のことです。火災保険は法律上加入が義務付けられテいるわけでは在りませんが、事実上住宅ローン加入が義務付けられているので火災保険料が発生することになります。損害保険料は1000万円あたり年間13000円前後が相場です。
固定資産税や都市計画税は、家や土地を所有する場合に、市区町村から徴収される地方税の一つです。市区町村の主要財源として重要で、徴収も強化される傾向にあります。固定資産税や都市計画税は固定資産税評価額に応じて変動するので相場は認識するのは困難ですが、税額は1.4%になっています。
お住まいは設備や外壁などが劣化するので、提起的な外壁塗装や場合によってはリフォームに取り組むことが必要になる場合があります。外壁を覆っている塗膜は紫外線や風雨で経年劣化しやすいので、概ね10年に一階程度は外壁塗装が必要とされているのです。外壁塗装の相場は足場の有無や塗料で異なりますが、相場は数十万円から100万円以上になる場合もあります。リフォームの場合は交換する設備により大きく異なります。なかでもいわゆるトイレやキッチンなどの水回りでは、配管をいじることになるので費用は嵩みがちで100万円以上になることが珍しくありません。
日常生活を送る中では空調設備や各種の電気機器を使用することが必要不可欠なので、光熱費も主要な固定費の一つです。光熱費は夏場や冬場の気候や、機密性の高さなどにより左右されます。従って突き当たり2万円程度の過程から4-5万円に上るまでライフスタイルや家族構成でも大きく異なります。