家を建てるまでの流れを分かりやすく紹介！！
自前の土地も用意していないなら、土地を探すことからはじめなければなりません。土地を探すとなると不動産会社に依頼して、予算の範囲内で物件探しから着手することになります。ところが土地を購入するにも高額のお金が必要です。頭金程度は工面できても、それだけで土地の購入代金を賄うことは困難なので、銀行などの金融機関で住宅ローンを組むことになるのが一般的です。ところが住宅ローンを設定するには、家の新築が具体化していないかぎり審査を通過するのも困難になります。つまり土地を購入することが家を建てることとセットになっていることが、住宅ローンを組むためには必要不可欠です。
このようなニーズを満たすのがハウスメーカーです。ハウスメーカーであれば土地を探すことと、家を建てるプランに同時に対応することができます。そこで一軒家を購入するためには、ハウスメーカーを決めることからはじまります。規格化された建売住宅なのか、自分なりの生活を重視して注文住宅にするのか、この点がハウスメーカーを決めるときに留意するべきポイントです。
ハウスメーカーが決まったらまず担当者と打ち合わせをすることになります。打ち合わせの中で希望のマイホームのために必要な予算を決める流れとなるわけです。予算を決めるときには、頭金に回せる貯金や住宅ローンの借入額などを考慮して決定することになります。
そして打ち合わせの過程で予算も決まり、家についての要望などを踏まえて家の新築のための見積もりを出してもらいます。見積もりでようやく住宅ローンの具体的借入額なども明らかになるため、審査通過のための準備に着手し、通過をまちます。注意するべきなのはローン特約が付されている場合、受託ローンを審査出来ない場合はすべてが白紙撤回されることになる点です。
地域によっては軟弱な地盤の地域で地盤調査が必要になることもあります。地盤調査の結果補強が必要と判断されると、地盤改良工事の必要になってきます。
住宅ローンを通過して土地も購入にいたれば、いよいよ戸建て住宅の建築が開始されます。事前の見積もりどおりに工事が進行すれば、無事建物が完成すれば、家を施主に引き渡してようやく終了する流れになります。新築住宅の引き渡しにあたっては、設備危機が正常に作動するのか、設計図どおりの仕様に仕上がっているかなどを確認して完了する流れになります。土地を探して注文住宅の場合が、一年を超えることも珍しくないので、必要な期間も事前に確認しておきましょう。
